NYダウ終値408ドル高、4万4565ドル…トランプ氏発言受け4日連続で上昇 …4ポイント高の2万53・68だった。米国の主要約500銘柄で構成するS&P500の終値は32・34ポイント高の6118・71となり、過去最高値を更新し… (出典:読売新聞オンライン) |
このような上昇相場は決して不労所得ではなく、過去のリスクを伴った投資のおかげであると筆者は語ります。まさに長期間の市場滞在があってこそのリターンであり、この評価額の上昇を歓迎すべきとのことです。
次に、今週のS&P500の動向についてです。結果として、月曜日の休場を挟んで火曜日から綺麗に右肩上がりのチャートを描き、6100ポイントを突破し史上最高値を更新しました。1.74%の週末プラスで終了し、バイ&ホールド戦略やジャストキープバイングといった手法の効果が改めて証明された形です。今週これまで市場に残り続けた投資家も、その成果を実感したことでしょう。
為替動向については、ドル円がレンジ相場を形成し、特に大きな動きは見られませんでした。日銀が金利を上げると発表されたものの、振れ幅が限定的だったため為替も大きく動くことはなかったと言います。また、長期的な視点では円安傾向が一服しており、今後どのように為替が動くかが注目されています。
米国市場の注目点としては、長期金利の動向があります。年間を通じて緩やかに上昇する傾向が続いていましたが、最近では一旦落ち着きを見せています。債券市場も静かだった一方、ゴールドは好調でした。
最後に今週の最大のニュースとして、トランプ氏の大統領就任が挙げられます。力強い演説が印象的で、多くのテック企業のリーダーたちが就任式に出席したことから、今後の米国経済の展望に対する期待の高さが伺えます。一方で、トランプ氏は環境関連の政策からの離脱を初日から実施し物議を醸していますが、投資家はその実行力に注目しています。
以上が今週の金融市場レポートになります。今後の投資戦略としては、バイ&ホールドのスタンスを崩さず、市場の動向に応じた対応を心掛けていくつもりです。あなたの投資にも役立ててください。